2022(令和4)年9月18日 避難所体験フェア
【災害に備え避難所を学ぶ】
市民に避難所生活などへの理解を深めてもらおうと根室西ロータリークラブによる初の試みとして「避難所体験フェア」が開催されました。
開催に先立ち、西ロータリークラブの河村重敏会長は「今後30年以内に震度6弱以上の地震発生可能性が80%」という当市の地震の切迫性に触れ、「実際の災害時に避難所を利用する私たち住民が避難所について知る機会としたい」と趣旨を説明。
避難所設営に精通する日本赤十字北海道看護大学の根本昌宏教授が講演し、発災時の率先避難の大切さや避難生活による心身の不調を原因とする「災害関連死」を防ぐため、低体温対策などの備えが重要であると訴えました。
参加者たちは段ボールベットの組み立てなどを体験したほか、防災備品や災害対策車両などが集まった展示ブースには親子連れなど約300人が来場し、防災への意識を高めていました。
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更新日:2022年11月06日