2022(令和4)年3月30日 川上恒紀先生への感謝状等贈呈式
【40年以上にわたる地域医療への貢献に感謝】
長年、根室市の小児医療を支えてこられた小児科医師の川上恒紀先生へ北海道社会貢献表彰と市から感謝状が贈られました。
根室市出身の川上先生は昭和47年に東京医科大学医学部を卒業、同大小児科に入局し、研鑽を重ねられた後、市立根室病院の派遣大学だった縁もあり、市立根室病院で勤務されました。
昭和60年、市内唯一の小児科医院、川上小児科医院を開業。今年2月に閉院するまで37年間、医院ではもちろん、保育所、学校嘱託医としても子どもたちの健康を見守り続けてこられました。また、平成19年には、市立根室病院が深刻な医師不足に直面した際には、「今できる協力をしたい」と根室市医師団の理事長として、市内開業医の先生方に声掛けし、体制を支えていただいています。
表彰状の伝達、感謝状の贈呈後、石垣市長は「勤務医時代から42年間、昼夜を問わず献身的に小児診療に携わっていただいた貢献は計り知れない。地域医療への熱い思いに感謝します。」と述べ、川上先生は自身の小学校の卒業文集に『医者になって根室で働く』と書いていたことに触れると、「人生設計の最終章に入った。医師免許は返上しないので、今後もできる範囲で地域医療に貢献していきたい。」と笑顔で話していました。
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更新日:2022年04月22日