2022(令和4)年1月18日 大黒屋光太夫作成日本地図複製の寄贈
【ロシア最初の遣日大使ラクスマン根室来航230年を記念し】
ロシア初の公式な遣日使節団として知られるアダム・ラクスマンが、漂流した大黒屋光太夫らと来航してから今年で230年となることを記念し、光太夫が帰国嘆願のため滞在したペテルブルクで製作した地図の複製を市民有志の皆さまから寄贈いただきました。
船頭である光太夫は航海中に時化でロシアへ漂流。約10年間の滞在の間、アダムとその父キリルと友情を深め、1792年10月、帆船エカテリーナ号でアダムとともに根室港に入港。帰国を果たしました。
地図は縦60cm×横120cmで、当時の日本の地形などが表現され、日本語とロシア語で注釈が付けられています。有志代表から目録を受け取った石垣市長は「北方領土問題を抱える一方、日ロ交流発祥の地である根室市にとって貴重な資料」と話しました。
この地図複製は、市歴史と自然の資料館にて展示しています。
- この記事に関するお問い合わせ先
更新日:2022年03月04日