新しい厚床会館(愛称:atテラス)の整備状況
整備の概要について
施設の課題
現在の厚床会館は昭和55年に建築され、築後40年以上が経過しています。
建物の老朽化が著しいほか、平成25年度の調査で耐震性を有していないことが判明。
木造部分は構造上耐震化改修が不可能となっているほか、バリアフリー未対応であり、管理人住居部分や厚床支所機能(平成20年廃止)の名残など、有効的な活用がされていない箇所も多くあります。
地域の課題
厚床地域では、公共施設が近接して立地している一方、施設や人のつながりを生かした交流の場が十分に形成されていません。
また、高齢化や子ども・若年層の減少により、地域活動の担い手が固定化し、世代を超えた地域コミュニティの維持が難しくなっています。
さらに、医療・防災面での不安や、地域外の人が継続的に関わるための拠点・受け皿の不足などから、地域資源を生かした交流が単発的なものにとどまりやすい状況となっています。
こうした課題を踏まえ、地域内外の人が気軽に集い、交流や新たな活動が生まれる拠点づくりが求められています。
新しい会館(atテラス)の整備概要
「つどう(世代や立場を超えた交流・支援)」、「そだてる(子育て支援・学びの場)」「まもる(災害拠点・救急医療アクセス)」をコンセプトに、従来の目的限定型の集会施設(PLACE)から、人が日常的に集い・役割を持ち・関係性が育まれる「居場所(PLACE TO BE)」へ転換することを目的に、厚床会館・厚床保育所・ドクターヘリ離着陸場(兼屋外イベント広場)の複合施設を整備します。
延床面積
1,077.69平方メートル(会館808.78平方メートル+保育所268.91平方メートル)
建物構造
木造平屋
施設の特徴
(1) 既存の地域会館および保育所機能を一体的に再編し、世代を超えた日常利用が可能な複合施設を整備。
(2) ZEB ready水準の確保により維持管理費(光熱費)コストの最適化を図る。
(3) 目的や予約がなくても立ち入ることができる交流ホールを施設の中心に配置し、土間空間を介して保育所機能や文化活動スペース、屋外広場へと連続させることで、「通過する」「立ち寄る」「眺める」といった低関与の行動を許容する空間構成。
整備スケジュール(予定)
令和8年7月 本体整備工 着工
令和9年8月 atテラス オープン(供用開始)
令和9年9月 現施設解体工 着工
令和10年 外構工 着工


外観イメージ(設計段階でのイメージのため実際の仕上がりとは異なります)

交流ホールイメージ(設計段階でのイメージのため実際の仕上がりとは異なります)
愛称(atテラス)について
施設整備にあたり、地域住民や小中学校の児童・生徒に親しみを持って利用していただくとともに地域に愛着のある施設とするため、愛称を公募したところ48件の応募がありました。
これらの中から、地域の代表で組織する『厚床ふるさと館建設運用会議』において、施設のコンセプトにふさわしい愛称1点を選定しました。
愛称
atテラス(アットテラス)
由来
厚床の地名の由来(at=オヒョウニレ)と、地域を照らす(テラス)場所、風通しの良い気持ちの良いテラスのような場所になって欲しい。
※厚床の地名の由来:アイヌ語の「アットゥクト(at-tuk-to)」が由来で、「オヒョウニレの皮が伸びている沼」という意味。樹皮は衣類(アトゥシ)の材料となり、古くから人々の生活を支える恵みの地でした。
工事の進捗状況について
本体整備工(令和8年8月)
仮囲いや現場事務所の設置が完了し、現在は基礎工事に向けた地盤改良工事を進めています。
地盤改良では、建物の基礎を安定して支えるため、地盤に専用の機械でセメント系の固化材を注入し、土と攪拌・混合することで、地中に強固な改良体を造成しています。
所定の深さまで改良を行い、建物を支えるための地盤の強度を確保したうえで、今後、基礎工事へと進んでいきます。
国道(根室側)から工事敷地をみた様子
グラウンド側から国道をみた様子
交付金の活用について
本施設の整備にあたっては、内閣府の『地域未来交付金(地域未来推進型)』を活用しています。詳しくは下記のリンクをご覧ください。
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更新日:2026年09月09日
















