令和7年度 保健だより9月号「けんしんを受けましょう」

日本は世界一の長寿国だけど・・・

令和6年(2024年)の日本の平均寿命は、男性が81.09年、女性が87.13年で女性は40年連続世界1位、男性も世界6位とトップレベルを維持しています。

一方、「健康上の問題で日常生活に制限されることなく、健康に生活できる期間」のことである健康寿命はどうでしょうか。最新データである2022年の健康寿命は、男性72.57歳、女性75.45歳で、平均寿命とは男性で約9年、女性で約12年の差があることがわかります。

平均寿命と健康寿命の差は日常生活に制限のある「不健康な期間」を意味するので、健康寿命を延ばし、健康寿命と平均寿命との差を縮小することが現在課題となっています。

健康寿命を延ばすことが今後の課題

日本がこのように長寿国になった理由には、バランスの取れた健康的な食文化と共に医療技術の進歩と社会保険制度の充実により高水準な医療を誰でも受けられることが大きく貢献していると言われています。

健診と検診は同じ「けんしん」と読みますが、健診は身長・体重・血圧測定・血液検査・レントゲン検査などで「健康状態を総合的に調べる」こと、検診は胃カメラや大腸カメラなど、特定の部位や臓器を詳しく検査することで「特定の病気を早期発見する」ことを意味します。この2つのけんしんを定期的に受診し、病気を早期発見・早期治療することが健康の維持増進にとても重要です。


お出かけを楽しむためには丈夫な足腰が重要、美味しいものを食べるには健康な歯が必要。生活の質を維持し、健やかで心豊かな生活を送るために2つの「けんしん」を活用しましょう。

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更新日:2025年09月01日