令和5年度保健だより9月号「がん検診の勧め」

がん検診の目的は、がんを見つけることだけではありません。検診の対象となる人たち（集団）の死亡率を低下させることが、がん検診の目的です。

これまでの研究によって、胃がん、肺がん、乳がん、子宮頸がん、大腸がんの5つのがんは、それぞれ特定の方法で行う検診を受けることで早期に発見できます。さらに治療を行うことで死亡率が低下することが科学的に証明されています。

「精密検査が必要」と判定されたら早期がんを見つけられるチャンスです。自分のため、そして心配してくれる周りの人のためにも、精密検査を受けるようにしましょう。