根室市水道施設耐震化計画の改定について
近年、我が国では大規模な地震が度々発生しており、平成23年3月に発生した東日本大震災等では水道施設が甚大な被害を受け、広範囲かつ長時間に及ぶ大規模な断水が発生しました。
厚生労働省では、「新水道ビジョン(平成25年3月)」において、強靭な水道を目指すべき方向性のひとつと位置づけ、自然災害等による被災を最小限にとどめる「強いしなやかな水道」を理想に掲げており、水道施設の計画的な耐震化が求められています。
当市では平成26年度に「根室市水道ビジョン」を策定し、水道施設の耐震化に関しては、災害に強くかつ被害が発生しても柔軟に対応できることを意味する「強靭」の観点から、今後の水需要の減少や施設の更新需要の増大などの環境変化を踏まえ、地域特性に応じた取組を進めてきました。
この間、太平洋沖における大規模な地震・津波の発生が高い確率で想定される中、平成30年9月には胆振地方中東部を震源とするマグニチュード6.7(最大震度7)の北海道胆振東部地震が発生しました。こうした背景から、地震による被害を最小限にとどめ、確実な給水の確保を図るため、強靭な水道施設を構築するための耐震化対策が極めて重要となることから、当市は令和4年2月に「根室市水道施設耐震化計画」を策定し、令和4年度から老朽基幹管路や重要給水施設配水管路の耐震化事業を開始しました。さらに、令和4年12月には桂木浄水場施設(水処理棟及び配水池)の耐震診断を行った結果、同施設が耐震化対策等により耐震化及び延命化が図られることが判明したため、令和5年2月に本計画へ施設耐震化実施計画を追加しました。
今回の改定は、令和6年1月に発生した能登半島地震の被害状況や、同年4月に水道行政の所管が厚生労働省から国土交通省及び環境省へ移管され、社会資本整備総合交付金制度が改正されたことを受けたものです。また、浄水場施設の実施設計委託完了に基づき、耐震化及び延命化工事の実施計画が設定できたことから、老朽基幹管路や重要給水施設配水管路の耐震化事業実施計画、及び桂木浄水場施設耐震化事業実施計画の見直しを行いました。加えて、災害や漏水等に伴う断水時に応急給水が必要になった場合を想定して、臨時給水所の状況を踏まえた見直しを行いましたので、ここに本計画書の改定を報告いたします。
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沿革
令和4年2月
根室市水道施設耐震化計画を策定
令和5年2月 一部修正
主な修正内容:第5章「耐震化事業実施計画」に、水処理棟及び配水池の耐震化事業計画を追加
令和6年4月
水道行政の所管が厚生労働省から国土交通省及び環境省へ移管
令和8年3月 一部改定
主な改定内容:
- 計画書7ページ、8ページ及び14ページ(第3章から第5章まで)について、根室市上下水道耐震化計画の策定並びに令和6年12月の加速化対策等による交付金補助率の改正に伴い、重要度及び優先度を見直したことから、同14ページ(第5章)の管路耐震化実施計画を変更。
- 計画書14ページ及び15ページ(第5章)について、令和6年度実施設計委託の完了により実施計画が確定したことから、施設の耐震化実施計画を変更。
- 計画書16ページについて、臨時給水所の見直し(公共施設の民有地化に伴う旧宝林保育所及び旧和田小学校の整理など)により、水道施設耐震化計画関連位置図を変更。
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建設水道部上下水道施設課(水道事業担当、水道維持担当)
〒087-8711
北海道根室市常盤町2丁目27番地
根室市役所 2階
電話番号:0153-23-6111(代表) ファックス:0153-24-8692水道課へのお問い合わせはこちら
更新日:2026年04月01日
















