根室十景

根室十景

 根室の魅力はなんといっても大自然の豊富さ。緑深い森や数々の湖沼、湿原、そして美しい海岸線など多彩な表情の自然が広がり、多くの動植物の宝庫になっています。  昭和54年8月、市民アンケートをもとに選ばれた「根室十景」は、四季を通じて素晴らしい景観を見せてくれます。

長節湖の写真

1.長節湖

 太平洋に面した針葉樹と広葉樹に囲まれ周囲5キロメートルの湖で、野付風蓮道立自然公園の一部です。湖の周辺には、両国三十三観音霊場を含む45体の観音像が安置されています。
 貴重な植物や野鳥が多く、ネムロコウボネやツボスミレ、オオバナノエンレイソウ、キンクロハジロ、アカゲラ、マガモなどが観察できます。
 夏はカヌーやバードウォッチング、冬にはワカサギ釣りなども楽しめます。
 湖畔はハイキングコースとしての散策路もあり、観音像を見ながら約1時間30分程で一周することができます。

風蓮湖の写真

2.風蓮湖

 風蓮湖は周囲96キロメートルの汽水湖で、野付風蓮道立自然公園の中にあり、広大な湿地や森林、砂丘など変化富んだ自然が広がっています。  タンチョウ、オオワシ、オジロワシ、ヒシクイなど、日本で見ることができる野鳥の半数以上約300種が観察される「野鳥の楽園」となっています。  また、ハクチョウの国内最大級の飛来地として有名です。  平成17年11月8日、ラムサール条約に基づく国際的に重要な湿地として登録されました。

浜松海岸の写真

3.浜松海岸

 数キロメートルに渡って砂浜が広がる浜松海岸。太平洋の沖合いに見える2つの島は、右側が「ユルリ島」、左側が「モユルリ島」で両島はエトピリカ、アザラシ、ラッコなどの生息地となっています。
 エトピリカとは、アイヌ語で「美しい鼻」という意味を持つ天然記念物の珍鳥で、その名の通りクチバシが赤く、頭の部分が琥珀色で体が黒く、大きさはハトくらいの美しい鳥です。
 また、浜松海岸はドラマ「北の国から 98時代」のロケ地でもあります。

車石の写真

4.車石

 花咲港の先端には「花咲灯台」があり、「車石」と呼ばれる奇岩は、花咲灯台下の断崖付近にあります。6千万年前〜1億3千 万年前、堆積した土砂の中に流出した溶 岩は枕上溶岩を形成し 、急速に冷やされ内部に放射状柱状節理を生じます。これを輪切りにすると車輪状構造となっていることから「車石」(英語名:ホイールストーン)と呼ばれます。
 直径6メートルにもおよぶ形と大きさは世界的にも珍しく、国の天然記念物にも指定されています。

花咲灯台
設置点灯/明治23年11月1日
全国灯台50選入選

北方原生花園の写真

5.北方原生花園

 オホーツク海を望む広さ約75ヘクタールの自然と花園の宝庫。紫のじゅうたんを敷き詰めたように染め上げるヒオウギアヤメをはじめ、クロユリ、エゾカンゾウなど約100種類もの花々が初夏から秋にかけて咲き誇ります。ヒオウギアヤメは7月初旬から8月初旬までが見頃。
 原生花園の奥には「ミズナラ風衝林」が連なっています。海峡を渡って吹きつける強い風、氷雪片、潮しぶきなどにより成長の過程で幹が曲がり、変形した独特の林が出来ています。根室の風土を象徴する景観のひとつです。

明治公園の写真

6.明治公園

 明治8年に国立の「開拓使根室牧畜場」として創設され、北海道では2番目の歴史を誇る牧場の跡地を利用した公園。
 シンボルとなっているサイロは1基は昭和7年、2基は昭和11年に建てられたもので、イギリス積みのサイロとしては国内最大級の規模を誇り、屋根の形は時代を反映して鉄兜形であり、現存する蓮がサイロとしては国内2番目の古さを誇ります。
 公園内は広大な芝生広場をはじめ、散策路やバーベキュー施設、噴水や遊び場などが整備され、市民の憩いの場となっています。
 平成18年10月、地域に個性や魅力をもたらす公園として、「日本の歴史公園百選」に選ばれました。

納沙布岬の写真

7.納沙布岬

 本土最東端の納沙布岬は、北緯43度23分07秒、東経145度49分01秒に位置し、日本一早く朝日と出会える場所として有名。
 先端に建つ納沙布岬灯台は北海道最古の灯台であり、納沙布岬のシンボルとなっている。
 眼前には北方領土の品島が見え、一番手前にある貝殻島までの距離はわずか3.7キロメートルと非常に近い。
 冬は大小さまざまな形の流氷が海面に浮かび、ダイナミックかつ幻想的な景観が楽しめる。

納沙布岬灯台
設置点灯/明治5年7月12日
全国灯台50選入選

落石岬の写真

8、落石岬

 太平洋に突き出した台地状の岬で 、荒波に削られたような絶壁の岬の先端 には 落石灯台が建っています。
 一帯はアカエゾマツなどが自生する湿地帯で、国内では落石岬だけにしか自生しない「サカイツツジ」が、5月下旬〜6月中旬頃、小さな紅紫色の花を咲かせます。“落石岬のサカイツツジ自生地”として国の天然記念物に指定されています。

落石岬灯台
設置点灯/明治23年10月15日
全国灯台50選入選

温根沼の写真

9.温根沼

 うっそうと茂るエゾマツに囲まれた周囲15キロメートルの汽水湖。干潮になると沖合い800メートルまで砂州がひらけ、根室名物のアサリ・ホッキ貝・オオノ貝などが豊富に採れ、漁民のアサリを掘る風景は、根室ならではの風物詩となっています。
 周辺は風蓮湖、春国岱とともにハクチョウ、タンチョウ、オオワシなどが観察される野鳥の楽園でもあります。

春国岱の写真

10.春国岱

 オホーツク海と風蓮湖の間にある、長さ8キロメートル、幅1.3キロメートルの巨大な砂州。
 約4キロメートルにもおよぶ国内最大級のハマナスの大群落、センダイハギ、エゾカンゾウなどの原生花、砂丘上に発達した珍しいアカエゾマツの原生林など、学術的にも貴重な自然が広がっている。
 また約250種を超える野鳥が観測され、国内では数少ない貴重な鳥が繁殖している。   自然の保護と同時に遊歩道が整備され、バードウォッチングの絶好ポイントです。
 平成17年11月8日、ラムサール条約に基づく国際的に重要な湿地として登録されました。

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更新日:2018年03月01日