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 減った動物、増えた動物(平成14年9月号)




  この前K中の生徒が「壁新聞を作りたいので、減った動物、増えた動物を教えて下さい」と言って、郷土資料保存センターを訪ねて来ました。質問の内容が事前に知らされていなかったものですから、1時間半で真意をお伝えできたかどうかは疑問ですが、一見単純ですが、奥の深い問題が秘められています。
 動物の推移、それは直接環境に結びつくことであり、今の環境、過去の環境、未来の環境を総合して、今の動物の実態を述べ、どうして増えたか、どうして減ったかが、今回の質問のポイントになると思います。
 現代の社会では、一瞬にして開発できる社会ですから、相当注意して取り組まないとだめで、常にアンテナを建てておく必要があります。例えば、人がいない時と人がいる時、開発されて耕地になった時と森林のままの時、森林でも原始林、植林、二次林の時、それぞれに棲む動物が違います。基準をどこにするか、すなわちその地域の原始性をどこにするかで、その地域の方向性が決められると思います。原始性を保つようにすれば人口が少なくなった方が良いと思いますし、逆に、人口が多くなれば原始性は少なくなります。その時の人口、社会等を考慮して、過去のデータにもとづき、未来の動物を決める必要があるかと思います。
 今、哺乳類調査をしていますが、このような基礎的調査は、何年かおきに実施しなければならないと、改めて生徒からの質問で実感した次第でした。                          
                                                 (主任学芸員 近藤 憲久)


                  

                     根室市の鳥 (オオハクチョウ、この鳥も減少)



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