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この4月から始まったごみの従量制。

移行されてから5カ月が経過しましたが、

今号ではその後を追ってみました。


 
 従量制への移行の目的のひとつは、ごみの減量化。昨年の同じ時期と比較して、果してごみの量は減ったのか?
 7月までにじん芥焼却場、ごみ埋立地へ収集されたごみの量は、対前年比 72.0 %と28.0%程減っています。特に、燃えるごみは減少が著しく約35%、量では一千百トンあまりが減少。
 また、不燃ごみについても前年対比で16%近く減少しています。
 この要因としては、4月からの従量制移行に備えて、2〜3月にかけ駆け込み需要が増え(特に不燃ごみ)、結果として、4月の量が減少したこともありますが、
 やはり、市民の皆さんが積極的にごみの減量化に取り組んだ結果と考えられます。

 
 従量制の移行に伴って、効果のあったのが分別収集。燃えないごみの減少が少ないのも、実は分別が進んできたからなのです。
 例えば、封筒でもセロファンを使ったり、表面をコーティングした紙は燃えないごみの扱いになるなど、分別を丁寧に行うと、どうしても燃えないごみの比率が高くなるようです。
 そして、そんな実態を裏付けるデータがあります。
 ごみ焼却場では、ごみ質調査というのを実施していますが、これは、焼却場に搬入される燃えるごみの中に、どの位燃えないごみが混入しているか調べるもので、従量制移行の前までは、平均3〜4割もの燃えないごみが混ざっていたものが、4月以降は1割程度に減少し、7月15日の調査では、実に6.4%と、極めて分別収集が浸透している結果となっています。
 このことは、収集作業の軽減や焼却炉を傷めないですむといった副次的な効果も生んでいます。
 
 今回の移行に伴い、一番心配された点は不法投棄の問題で、事前に開催された説明会でも、市民の皆さんから、不法投棄を心配する意見が多く出されていました。
 現場としては、やはり郊外の側溝や沢、草むらの中が多いようですが、中には中心部の飲食店街に捨てるケースもあります。
 しかし、このような、悪質な不法投棄に対し、手をこまねいている訳ではありません。
 通報や見回りで発見した不法投棄のごみは、中をくまなく調べ投棄者を特定していきます。
 ごみを調べると、その人がふだんどんな生活をしているのか、よく分かるそうです。
 さらに領収書や請求書、ダイレクトメールなど個人名を特定できるような物も結構含まれているそうで、投棄者が判明した場合は、早速訪問し、証紙を貼ってもらい、二度と不法投棄をしないよう指導します。
 そして、驚いたのが紙オムツの不法投棄が多いという事実。これから、わが子をしつけなければいけない母親が、不法投棄をするのを聞いてとても残念に思います。
 もし、不法投棄の現場を見たり、ごみを発見した場合は、係まで連絡をお願いします。

 
 これまでの、手数料方式は年間約8千8百万円の収入がありましたが、証紙の売りさばき額は、毎月7〜8百万で推移しており、現時点での推計では、手数料方式とほとんど変わらない見込みです。
 しかし、これは全体を通しての話ですから、減量化に取り組んでいれば、手数料方式よりも割安になる世帯も相当数あると思われます。
 さらに、市民皆さんの努力により、ごみの総体量が減ってきていますので、処理施設の維持管理費の減少や、20億円を投じた第2ごみ埋め立て処分場の使用に大きな効果があると考えられます。

 
 ごみの従量制移行に伴い、増えてきたのがコンポスト容器の導入です。
 ご承知のように、コンポスト容器というのは、生ごみを微生物の力で分解して堆肥に変える容器のこと。
 市では、平成6年度よりコンポスト容器の購入に助成を行ってきましたが、従量制移行後の4カ月間で、この5年間で助成した個数の1/3 にあたる300個の申し込みがあり助成を行いました。
 また、7月1日からはペットボトルの無料回収も始まり、7月は2、100袋以上を回収しました。
 ペットボトルの回収には、守っていただく点もありますが、是非皆さんのご協力をお願いします。

 【ペットボトルの正しい出し方】

 ・ペットボトルにリサイクルマークの付いている物が対象です。
 ・中を軽くゆすいでください。
 ・キャップは外して、燃やせないごみ(有料)として出してください。
 ・踏みつぶすなどして、かさばらないようにし、指定の袋に入れ、燃やせないごみの日に出してください。

 従量制が始まって、広報広聴係が行っている「市長へのはがき」へも意見が寄せられていますので、その一部をご照会します。


 
 証紙も2段階に

 指定袋は、2つに分かれていますが、証紙は60円の一種類だけ。
 老夫婦で出すごみは、ほんのわずかな量です。(市内主婦)

 回答の要旨

 市では、この制度の実施にあたって、すでに従量制を導入している他市町村の実態を調査しましたが、ほとんどは指定袋だけで、証紙制度を取り入れているところは大変少ない状況でした。
 この理由としては、
 ・指定袋の方が量がはっきり規制されるので減量効果が大きい。
 ・指定袋の方が黒いごみ袋より分別内容が確認しやすく分別も進む。
 ・証紙は収集時の確認作業が難しい。
等があげられます。
 しかし、当市では黒いごみ袋の買い置きがある場合や、カラスなどによるごみ散乱対策として、段ボール箱を使用するケースが多い
 ことから、証紙制度も取り入れることとしました。
 ご要望のありました30円証紙については、制度が始まったばかりであり、今後の推移を見ていきたいと考えておりますが、少量のごみを捨てるため、小さなダンボール箱を使用する場合は、お手数でも20リットルの指定袋に箱自体を入れていただければ、証紙を貼ったと同じ扱いになりますので、当面はこのように排出されますようお願いいたします。


 リサイクルについて

 4月から収集の方法も変わり、リサイクルも呼びかけているようですが、町内会にたよるばかりで、市としての方策が無いように思います。せっかく分別が進んで来たのですから、もっとリサイクルを積極的に進めては。(市内主婦)

 回答の要旨

 現在、市が取り組んでいるリサイクル事業としては、・空き缶の分別収集・生ごみをリサイクルするコンポスト容器に対する助成・町会等の資源回収団体に対する助成・ファクシミリを利用したリサイクル情報サービス・ペットボトルの分別回収等があり、さらに啓発事業の一環として、毎年10月には『根室市環境衛生月間』を設定し、この中でもリサイクル青空バザールを開催しています。
 市では、今後も計画的に分別を進める考えですが、資源回収日の設定や回収業者との連携についても、機会あるごとに協議していますが、業界の体制づくりや古紙相場の問題、あるいはストックする場所など課題も数多くあります。
 今後も、市民皆さんの意見をお聞きしながら、取り組んでいきたいと考えております。

 
 市では従量制の実施に伴い、制度の周知とスムーズな移行を行うため、2名の清掃指導員を配置して対応しています。
 そこで、実際の排出状況や不法投棄の現場を見て活動している指導員にお話を伺いました。
 「4月の導入時は、まだ制度の内容を知らない人もたくさんいましたが、現在は順調ですね」と語るのは助川一男さん。
 助川さんは、以前収集業者で直接作業を担当していた経験もあり、移行前の状況も良く知っている方です。
 もう一人の北元通教さんに、一番困ることを伺うと、
 「燃えるごみと燃えないごみを一緒の容器に入れているケースがあるんですが、その日回収するごみだけを入れて欲しいですね」
 「袋だけだと、どうしてもカラスにいたずらされてしまいます。ごみが散乱すると不衛生ですし、収集の手間も大変です。必ずダンボールとかポリ容器に入れてください」
 カラスによるいたずらは、エサの少なくなる冬にかけて特に増えるとのこと。
 また、気になる不法投棄については「内容物を調べると結構分かりますよ。見当がつくと指導のため訪問するんですが、最初は否定していても、名前が表示されてあ
 るごみを示すと大体認めます」

                             
 「ただ、この制度になって良いこともありますよ。ごみ箱がきれいになりました。私が収集作業を担当していた頃は、いろいろな物が散乱していたんですが、最近のごみ箱は、とても整理されています」と助川さん。
 一方、北元さんは「個人では、みなさんルールを守るんですが、団体やサークルでレクリエーションを行ったときなど、ルーズになるみたいですね。楽しんだ後、ちょっと気を配って欲しいですね」
 また、最近増えたきたのが、ごみを燃やす人。少しでも減らそうと焼却処分するのは理解できますが、案外ご近所同士で臭いや煙のトラブルが発生しているそう。
 市としても、ダイオキシン対策や火災予防上もできるだけ焼却しないようお願いをしています。
 二人の指導員から聞いた内容は、制度上の問題というよりモラルに関する問題と思います。
 ごみを減らし、住みよい環境を作っていくのは、市民の協力が不可欠です。今後とも市民皆さんのご理解とご協力をお願いします。




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