ホーム専門情報イベント情報へくらしの情報へ根室市の情報へお問い合わせはこちらから
現在の位置: ホーム > 専門情報 > 広報ねむろ > 広報ねむろ 記事
特集
良い食習慣は一生の宝


育てよう豊かな食事で健やかな心と体
 

 豊かな食事、夜型生活など、近年子どもをとりまく生活環境は大きくかわりました。その中で、子どもの肥満の増加やコレステロール値の上昇など、子どもの健康にもさまざまな問題が起こりつつあります。
 そこで、今月号では全国幼児健康度調査や、根室市のお子さんの食事の様子などから、子どもの食習慣について考えてみました。 

『子どものパワーは食事から』

 朝ごはんを食べない子

 朝ごはんを抜く子が増えています。根室市の保育所アンケートでは、およそ10人に1人の割合です。
 朝ごはんを食べたがらない子は、寝る時間が遅かったり、夜におやつを食べることが多い傾向にあります。朝ごはんを食べない子の半数以上が夜10時以降に寝ていて、7割以上が夕ごはん後にもおやつを食べています。
 それぞれのご家庭の都合があると思いますが、できる範囲で早寝早起きを心がけて夜のおやつを控えると、朝におなかがペコペコになることと思います。 


 朝ごはんはなぜ必要なの?

 朝起きたての体はエネルギーが空っぽです。朝ごはんを摂らないまま無理に体や頭を働かせると、集中力がなくボーッとしたり、イライラしやすくなります。
 朝ごはんは頭や体を目覚めさせ、元気いっぱいに活動するためのエネルギー源であり、大きく丈夫に成長するための栄養源でもあります。

(子どもの朝食抜き)
 ・保育所3〜5歳児
         アンケート(H14)…… 9.6%
 ・根室市3歳児健診  (H13)…… 3.1%
 ・全国幼児健康度調査(H12)……12.7%

(就寝時間:10時以降)
 ・根室市3歳児健診  (H13)……32.3%
 ・全国幼児健康度調査(H12)……51.8%
 ・全国幼児健康度調査(S55)……21.8%


  おやつの時間は…?

 おやつの時間が決まっていない子が多く見られます。いつも何かを食べていると、ごはんの時間になってもおなかがすきません。テーブルの上に、いつもお菓子がのっていませんか?お風呂上りにはアイスやジュースを食べたり飲んだりしていませんか?ジュースを飲んだ回数も、おやつの回数と考えていますか?
 おやつの回数や量が多いと、肥満やむし歯の原因になります。おやつの時間を決めるには、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、家族みんなの協力が必要です。
 みんなで、お子さんの歯と健康を守りましょう。おなかをすかせて食べるごはんはよりおいしく、苦手なものも食べられるかもしれません。空腹は最高の調味料です。

(おやつの時間を決めていない)
 ・保育所3〜5歳児アンケート(H14)………76.3%
 ・根室市 3歳児健診     (H13)………53.3%
 ・全国幼児健康度調査    (H12)………60.0%


野菜不足では…?

 昨年度の、根室市の3歳児健診でお聞きした食事の様子では、野菜を食べる回数が少ないようです。ほとんど食べない子≠燒15%いました。
 子どもたちの好きな食べ物の頭文字を並べると「オカアサンヤスメ、ハハキトク」(表1)になります。これらは野菜が少なく、かみごたえのないものがほとんどです。野菜に含まれている食物繊維には余分なコレステロールや、糖質、食塩などの吸収を阻害したり、遅らせたりする作用があり、生活習慣病(高血圧、糖尿病、高脂血症等)などを予防する効果があります。また各種ビタミンなどが体の調子を整えます。苦手な野菜も細かく刻んだり、おろしたりなどの工夫をして少しでも食べられるようにしたいものです。
                                        (表1)  
 オムレツ  ハンバーグ
 カレーライス  ハムエッグ
 アイスクリーム  ギョウザ
 サンドイッチ  トースト
    〃  クリームシチュー
 ヤキソバ    
 スパゲッティ    
 メダマヤキ    
                                                               
『食育』                                   
                                            
 食育とは、子どもたちが自分で自分の健康を守り、豊かで健やかな食生活を送る能力を育てようというものです。心豊かで健康に成長していけるよう食育をはじめてみませんか。

子どもたちに伝えたいこと

 *食べ物を選び組み合わせる力
 健康な体をつくるために、多くの食品の中から、バランスよく食べ物を組み合わせて食べられる力が大切です。

 *味覚を育てる
 味覚を育てるには、幼児期からいろいろな食品を食べることが大切です。薄味で、旬の食材を豊富に使った食事で、食材の本来もっている味を、おいしいと感じられる力を身につけたいものです。

 *食の楽しさを伝える
 孤食(ひとりで食べる食事)が増えている今、大切にしたいのが家族で囲む食卓です。皆で話をし分かち合う食事、楽しく心が満たされるひととき。子どもの心に豊かな栄養を与えてくれることと思います。






【根室市の食育活動】


 市保健予防係では、平成13年より年1回、市内の6保育所を回り、劇や紙コップ人形劇を通して、食事の大切さなどについて子どもたちにお話ししています。左の写真は今年5月、市内保育所で実施した「食育活動」の一コマです。
 この事業に参加した子どもたちは、さっそく家に帰り「食事の大切さ」のお話をお母さんにしたそうです。その内容をアンケート調査しましたので一部ご紹介します。

◎「これを食べると体にいいよ」と嫌いな葉っぱものを食べました。
◎トイレに行って小さいコロコロウンチだと、「もっと野菜をいっぱい食べないとね」と言ってました。
◎ごはんをいっぱい食べるから、おやつをあんまり食べないと言ってい
                     ました。
 今後、市保健予防係では根室市食生活改善協議会会員と共催で、食育活動の範囲を広げる検討をしています。

活動の背景
 高血圧、糖尿病、高脂血症などの生活習慣病の予防には、生活習慣の形成期である幼児期に、健康的な食習慣を身に付けることが大切です。それには、子ども自身に働きかけることにより、よい食習慣を身に付ける力を育てたいと考えました。結果として子どもたちは、とても素直に、またしっかりと、私たちの伝えたいことを受け止めてくれました。
 実施後、父母の皆さんに協力していただいたアンケートによると、「嫌いなものも少し食べるようになった。」「朝ごはんを食べるようになった。」「おやつを食事の前には食べなくなった。」など約40%の子に、劇を観た後になんらかのよい変化がみられています。しかし、時とともに忘れてしまいがちです。保育所では、繰り返しお話ししてくれていますが、ご家庭でも、食事のときに、お話ししていただくことにより、健康的な食習慣を身に付けてほしいと願っています。最後に、保育所の父母の皆さん、アンケートにご協力いただきありがとうございました。






 

前にもどる ページの先頭へ



ホーム | サイトマップヘルプご意見・ご要望 

【分野別メニュー】 専門情報 | イベント情報 | くらしの情報 | 根室市の情報

〒087-8711 北海道根室市常盤町2丁目27番地 電話 0153-23-6111(代表)
メール
ホームページについてのお問い合わせは、総務部情報管理課まで

Copyright (c) nemuro city All Right Reserverd.